目次
ビタミンの摂取基準
ビタミンの摂取基準として重要なのは以下の5つです。
・推定平均
・必要量
・推奨量
・目安量
・目標量
・耐用上限量
・必要量
・推奨量
・目安量
・目標量
・耐用上限量
はじめに、健康の維持・促進のため「推定平均必要量」と「推奨量」の2つが設定され、これらの指標を設定することができない栄養素について「目安量」を設定しました。また、生活習慣病の一次予防を目的として「目標量」が、過剰摂取による過剰症を防ぐことを目的として「耐用上限量」が設定されました。
推定平均必要量(EAR)
推定平均必要量とは、当該性・年齢階級に属する人々の50%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量のことである。
推奨量(RDA)
推奨量とは、特定の性及び年齢階級に属する人のほとんど(98%程度)が一日の必要量を満たすと推定される一日の摂取量である。
推定平均必要量+標準偏差の2倍
という式で表される。
目安量(AI)
目安量とは、推定平均必要量や推奨量を算出するために必要な十分な根拠が得られない場合に、特定の性・年齢階級に属する人が良好な栄養状態を確保できるような摂取量のことである。
目標量(DG)
目標量とは、生活習慣病の1次予防のために日本人が目標とするべき摂取量のことである。
耐用上限量(UL)
耐用上限量とは、特定の性・年齢階級に属するほぼ全ての人が、過剰症による健康障害を起こすことがない栄養摂取量の最大値である。