衛生化学– category –
人の健康や住む環境など、生活に直結した身近な問題についての学問
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衛生化学
ビタミンK「歴史・種類・構造・性質・欠乏症」
【ビタミンKの歴史】 1929年、デンマークのH.Damはニワトリに脱脂飼料を与えて飼育すると至る所に出血が見られることを発見した。出血の対処法としてそれまでに知られていたビタミンや肝油などを与えてみたもののあまり効果は見られなかった。しかし、肝脂... -
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ビタミンE「歴史・種類・構造・働き・欠乏症」
【ビタミンEの歴史】 1922年、アメリカのH.M.Evansは当時発見されていたビタミンA・B・C・Dを十分に与えている固体でも不妊症を発症することがあること、その固体に小麦胚芽油中に含まれるある脂溶性の成分を与えると不妊症が改善されることを発見した。19... -
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ビタミンD「歴史・種類・構造・働き・欠乏症・過剰症」
【ビタミンDの歴史】 骨の変形をきたす「くる病」という病気は古くから知られていた。1919年にロンドン大学のMellanbyはくる病が栄養障害であること、またタラの肝油の中にくる病を治す成分(=抗くる病成分)が含まれていることを証明した。当初、その成... -
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ビタミンA「歴史・種類・構造・働き・欠乏症・過剰症」
【ビタミンAの歴史】 ビタミンAは世界で初めて発見されたビタミンである。1827年に科学者のProutが「タンパク質・脂質・炭水化物が生体の生育に必須であること」を発表した。しかし、後になってこれらの栄養素が全て基準値の範囲に収まっていたとしても正... -
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ビタミンの摂取基準
【ビタミンの摂取基準】 ビタミンの摂取基準として重要なのは以下の5つです。 ・推定平均 ・必要量 ・推奨量 ・目安量 ・目標量 ・耐用上限量 はじめに、健康の維持・促進のため「推定平均必要量」と「推奨量」の2つが設定され、これらの指標を設定する... -
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ビタミンの定義・種類・名前
【ビタミンの定義】 ビタミンとは「微量で生体機能の調節を行い、生体内で合成されないか又は生体内で合成されるが必要量に満たない物質」のことです。 本来は「微量で生体機能の調節を行い、生体内で合成されないもの」という定義がされていましたが、後... -
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食品の腐敗
【腐敗とは】 腐敗とは、人が食べることができないような状態に食品が分解されることである。 食品は微生物の増殖によってタンパク質が変質することによって腐敗するため、微生物が繁殖しやすい環境などでは腐敗が起こりやすい。 ここでは、腐敗を起こす代...
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