光過敏症

光過敏症とは

光過敏症とは、光線(主に太陽光線)に対する過敏反応のことである。
地上に届く太陽光線は、短い方から順に紫外線(400nm以下)、可視光線(400〜780nm)、赤外線(780nm以上)に分類することができる。
地上に届く太陽光線はほとんどが赤外線と可視光線であるが、紫外線も僅かな量含まれている。紫外線は、赤外線や可視光線と比較して波長は短いもののエネルギーは大きいため、光過敏症に深く関わっている。

光過敏症の分類

光過敏症は、内因性光過敏症外因性光過敏症の2種類に分類することができる。

POINT光過敏症の分類
・外因性光過敏症
・内因性光過敏症

外因性光過敏症とは、光を受けた時に、光によって感作される物質によって周囲の細胞組織が障害されることによって発症する光過敏症のことである。細胞障害の機序としては、光アレルギー反応や光毒性反応反応などが挙げられる。
内因性光過敏症とは、生体内の異常が原因となり、太陽光を受けて発症した光過敏症(外因性光過敏症)と同じような症状を示す疾患のことである。ここで、外因性・内因性光過敏症の要因と具体的な診断名の関係を表にまとめる。

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原因 病名
外因性光過敏症 薬剤 ・光毒性皮膚炎
・光アレルギー性皮膚炎
内因性光過敏症 ・メラニン色素
・皮膚上への光過敏物質の蓄積
・DNA修復障害
・原因不明
・白皮症(要因:メラニン色素)
・フェニルケトン尿症(要因:メラニン色素)
・ペラグラ(要因:皮膚上への光過敏物質の蓄積)
・ポルフィリン症(要因:皮膚上への光過敏物質の蓄積)
・色素性乾皮症(要因:DNA修復障害)
・Bloom症候群(要因:DNA修復障害)
・Cackayne症候群(要因:DNA修復障害)
・日光蕁麻疹(要因:原因不明)
・多形日光疹(要因:原因不明)
・種痘用水疱症(要因:原因不明)
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