大脳辺緑系・大脳基底核

大脳辺緑系

大脳辺緑系は、大脳基底核の外側を取り巻くように存在しており、嗅覚・性行動・食行動などの“本能的”な行動を司っている。

大脳辺緑系の中でも特に重要な部分として次の2つが知られている。

POINT大脳辺緑系
・海馬
・扁桃体

海馬は「記憶」を司る部分がある。
記憶は海馬にて一時的に保存された後、大脳皮質(側頭葉)へ送られて長期間保存される。

扁桃体は「感性」を司る部分である。
外部からの感覚情報に対して、有益・無益、快・不快などの判断を行い、喜怒哀楽などの感情的反応を引き起こすのである。

大脳基底核

大脳基底核は、随意運動の調節に関わる神経核群のことである。
「大脳皮質→大脳基底核→視床→大脳皮質」というループで四肢の運動を調節している。

ちなみに、大脳基底核に含まれる神経核類は以下のようなものがある。

尾状核/被殻/淡蒼球/綿状体 随意運動や姿勢、筋緊張などの調整を行っている。又、記憶を基にした予測や期待に結びつくような行動に関与しており、状況に応じて前頭前野に保存されている運動パターンの中から適切な運動を選択を行っている。
黒質 線条体にドーパミンを送ることで興奮を抑制する。
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