薬学史(簡略)

年号 出来事
1200年代 ・聖ローマ帝国のフリードリヒII世が調剤術と医術とを分離する制度を発令する
・試験の合格者に薬剤師資格が授与され、これが医薬分業のきっかけとなる
1500年代 ・中世ではルネッサンスや宗教革命など様々な文化が発展する。
・解剖学の発展により、人体に関する様々なことが判明してくる。
・ヨーロッパ各地(ロンドン・ローマ・ベネツィア・パリなど)に薬局が誕生が創設されいわゆる“薬剤師”が誕生する。当時の薬剤師業務は医薬品の品質管理と供給および調剤が中心であり、薬剤師養成のための薬学教育制度の確立される。また、薬剤師は近代化学や薬理学の発展の初期から大いに活躍し、新元素の発見や有機化学の分野でも偉大な業績を残した。
1900年代前半 ・医薬品開発の急進展により、薬剤師業務に大きな影響があった。医薬品開発の急進展とは、製剤技術の進歩による慢性疾患治療薬の製剤化の必要性が出てきたことや、薬物の多様化により最適の薬物療法の実践が医師だけでは困難となり薬剤師の意見が重視されるようになったことが挙げられる。
・結果として薬剤師は、調剤から薬物治療計画への参画・服薬指導などへの参加が求められるようになった。
1900年代後半 ・薬剤費の適正化、薬物療法の結果に責任を持つ(=ファーマシューティカルケアの提唱
・薬剤師には、社会的ニーズが高い分野の態度・知識・技能の修得が求められている。
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