toru_ayase– Author –
toru_ayase
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免疫学
自然免疫と獲得免疫
自然免疫とは生まれた時から既に備わっている免疫系のことである。植物を含む多くの病原体に存在し、初めて晒される病原体に対しても働く。また、体内に入ってくる異物を常に監視しており、異物の進入に合わせて即座に反応する。 獲得免疫とは病原体が一度... -
微生物学
原因療法と対症療法
原因療法とは、病気や痛みの原因となっているものを取り除くために薬を用いる療法である。 病原微生物による感染症に対して薬剤の選択性などを考慮した上で適切な抗生物質を用いる。 この療法はその特性上、原因が分からない症状に対しては用いることがで... -
薬理学
薬と薬剤の違い
薬とは薬理活性を示す化学物質そのものを指す。治療薬や治験薬(治療薬の候補物質)に対して用いることが多い。 薬剤とは薬に対して(錠剤化・粉末化などの)加工を施したものを指す。 -
薬理学
薬の定義
薬とは、体の機能が正常よりも更新したり低下したときに元の状態に近づけるための物質のことである。(複数の定義のうちの1つ) ただし、病気を治すために必要なのは体が元々もつ機能(免疫系など)をきちんと働かせることであり薬はあくまでその補助をす...